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BOD負荷軽減装置
AT-BC装置
AT-BC装置は厚さ50mm直径2000mmのへちま状の接触体数枚を回転させ廃水と接触させる事により、そこに固着した微生物が有機物を60~70%除去する目的で使用致します。
曝気槽の前段に設置する事によりBOD負荷を大幅に軽減する為、後段の曝気槽が小さくなります。更に曝気槽に要する空気量が少なくて済む為電力費も大幅に削減できます。
構造図
システム構造
ユニットの水位は円盤体が40%程度浸漬するように設計しており、側面より原水が流入し対角線上の側面より処理水がオーバーフローで流出する間に、接触体に付着した微生物群が原水中の有機物(BOD等)を60%~70%程度分解除去する装置となっております。
微生物への酸素供給は通常ブロワーの送風により強制的に行うものですが、AT-BC装置は接触体を低速で回転させる事により大気中より酸素を取り入れますので、効率の良い処理が行われます。
内部接触体(30枚)
完成写真
バチルス菌
バチルス菌とは土壌菌の一種で良質の土壌に多く生息し、烏龍茶・納豆・味噌・漬物等にも含まれます。
この菌を曝気槽に一回だけ投入し増殖させる事により、臭気成分を強力に分解すると共にBODはもちろんの事、COD・N-Hex・窒素・りん等を強力に除去致します。
曝気槽では在来の活性汚泥菌と共存し、その比率は10:1位で僅か10%位増殖させるだけで驚くような機能・効果を発揮致します。
バルキング改善対策
曝気槽に次亜塩素を投入しバルキングの原因となる糸状菌をある程度死滅させた後、バチルス菌を1回のみ投入致します。
バチルス菌を増殖させる為にはエアレーションのコントロールと微量の微生物活性剤の必要となります。
新設廃水処理施設
活性汚泥法にバチルス菌を高濃度に保持したAT-BC装置を組み入れた高性能処理システム。
【省エネ(CO2削減)・省スペースシステム】